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2008.03.06 Thursday
クワイヤ
教会のコーラス隊のことをクワイヤという。 聖歌隊のことだ。 アメリカの黒人の聖歌隊で歌われる、黒人霊歌が、ゴスペルという音楽になる。 「天使にラブソングを」という映画で出てくるのが、最近では有名。 男女混声で、普通の聖歌とは異なり、手拍子を取ったり、身体でリズムをとりながら歌う。 よく知っている曲でいうと「聖者の行進」かな。 明るい歌だが、実はお葬式の歌。 聖者が街にやってくる時の行進には、私も加わりたい…という意味の歌詞が繰り返される。 一時、ゴスペルをよく聞いていた。 クワイヤに入りたいと思ったこともあった。(思っただけで実行できなかった) ヨーロッパの教会の重厚なパイプオルガンも素晴らしいが、アメリカの黒人霊歌も素晴らしい。 ヘビー級のおばさんが、クワイヤの制服を着て、身体を揺らしながら歌うゴスペルを聞いていると、迫力がある。 ああいう音楽が、本当にノレる音楽だと思う。 宗教に歌や踊りはつきものだが、黒人霊歌はその最もモダンで洗練されたカタチではないか…。 ぼくは日本の神さまに親近感を持っているが、あれは一度聞いてみたいと思う。 ちょっと不謹慎かもしれないが、これはきっとかなわない夢なので、許してもらおう。 今年はコンサートを探して行くぞ…。 |
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