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2024.02.18 Sunday
小田和正のツアー
BSでやっていたのを録画して見た。
2022年から23年のツアーの記録。 歌とMCで綴っている。 古い歌では、最初のLPに入っていた「水曜日の午後」。 この歌は高校の時に、同じクラスでギターを弾いていたH君と一緒にやろうと言った曲。 あの頃にしては、きれいなポップスという感じの曲だった。 最後の歌詞が「もう一度始めよう」という、ちょっと行き詰まった時に書いたような曲だ。 MCで、もうやめようかな、と思ったこともあるという話をしていた。 でも、ここ10年くらいの歌が多かったように思う。 以前のように、ツアーの開催地の付近を歩き回って撮ったビデオなども交えてやっている。 彼も75歳。 本当に年をとった。 「長生きしてね」というプラカードを出している人もいた。 それを指して小田が「そういわれる年になった」と述懐する。 途中のインタビューで「これが最後のツアーになるかもしれない」というセリフもあった。 ぼくより、9歳年上だ。 ここ最近では初めて鈴木康博の名前も出た。 高校の同級生で、帰り道にビートルズをハモって帰り、今思えばあの時のハモリの楽しさが自分を音楽の道に進ませたという話もあった。 小田と鈴木のオフコースが出たコンテストで、赤い鳥が「竹田の子守唄」で1位になって、自分たちは2位だったという話もあった。 もしも1位だったら、区切りにして音楽をやめようという気持ちもあったらしい。 赤い鳥が1位を取ってくれたおかげで、今でも音楽をやっているということだ。 今回のツアーは、バンドの人数も絞り、手作りのコンサートという感じだった。 バンドメンバーも、ギター、キーボード、ドラムスは60歳超えだ。 オジンバンドと言っていた。 曲を聞くというよりも、MCが面白かった。 やっぱり人間がだいぶ丸くなったんだろうと思う。 ぼくは75歳まで生きているだろうか。 あんなに元気でいれるだろうか。 まだまだやって欲しい。 |
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