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2024.01.11 Thursday
もの忘れ
ワイヤレスのイヤフォンを使っているのだが、昨日の夜電池がなくなって、LEDが点滅した。
家の前でイヤフォンを外して、充電しないといけないと思って、わざわざコートのポケットに入れた。 今朝通勤の時にコートのポケットを探ると、そのイヤフォンがそのまま入っている。 昨夜家の前で充電しようと思って、忘れたからだ。 最近こういうことが増えた。 俗にいうもの忘れ。 昔はそんなことはしなかったのになあ、と思う。 まあ、学校法人に勤めている時も、ちょっと無駄話をしてコピー機のところまでいったものの、何がしたいのか忘れて止まるということも思い出した。 日本神経学会のHPによると「誰でも歳をとってくると「もの忘れ」をするようになります。たとえば、友人の名前を思い出せない、1分ぐらいしてからやっと思い出した、といったような場合です。こうした「もの忘れ」はいわゆる「度忘れ」で、歳相応の「もの忘れ」です。日常生活・社会生活に支障はありません。」ということだ。 だから、かまわないとは思えない。 やっぱり年をとったということを認識する。 亡くなった母も、実家で暮らしている最後の時期に、生協の宅配を頼む時に同じものを何度も頼んでしまっていた。 2週間後に配達なので、頼んだことを忘れてしまうのだ。 今思えば、もっとぼくにもできることがあったように思うが、後の祭りだ。 あのとき母は、80代の後半だった。 「あの時君は若かった…」というスパイダースの歌を思い出す。 歌っていた人たちの何人かは鬼籍に入った。 まさかこの歌が、認知症を思い出す歌になるとは思わなかった。 |
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