考えたこと2

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン その2
前に地上波でやっていた劇場版のアニメを見た。
今回、Wowowでシリーズ3本ともやっていたので、特別編、外伝編もやっと見ることができた。

このアニメ、無国籍で時代背景も創作なのだが、イメージとしてはヨーロッパの第一次大戦後あたりの感じ。
手紙の配達人のバイクや、手回し式の電話、タイプライターなどがそれを思わせる。
でも、あくまで創作でぼんやりしている。

劇場版が完結編なので、逆の順番で見たことになる。
それでも、一つ一つのアニメの完成度は高く、さすが京アニという出来栄え。

手紙の代筆をする、という商売。
これが魅力的だ。
手紙には力がある。

これぞ世界で通用するアニメだ。
アニメの世界にガラパゴスはない。

それぞれのエピソードは、思いを届けるという「手紙」を通して、人と人との結びつきを描いたもの。
もともと、戦争のために育てられたヴァイオレットが、戦後手紙の代筆を通して、人として成長していくドラマ。

ディズニーの3Dアニメはどちらかというと子供向けだが、これは大人向けだ。
少なくとも中学生くらいなら楽しめるが、メインは大人がターゲットだろう。
そういう2Dのアニメは日本の独壇場だと思う。

できれば特別編、外伝、劇場版の順で見るのが正解。

海外で日本のアニメが称賛されているが、それはこういう作品があるからだと思う。



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