考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< January 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
マスコミの劣化2
羽田の日航機と海保の衝突事故について、日本のマスコミの報道はどうかと思う。
原因はどこにあるのか、まだ調査中だが、だれが犯人か、ということに終止している。
それは自分たちが正義だという意識の現れだろう。
悪者を見つけて、それを叩くのが仕事だと思っているのだ。
記者の頭の中にはそれしかないように見える。

ぼくもテレビを見ていて思ったが、あの火が出ている中、どこの出口から乗客を脱出させるのか、その判断を誤ると大変なことになるが、乗務員はその判断を冷静にしたということだ。
また、脱出時は90秒で全員を避難させないといけない、という。
その訓練をJALは毎年やっているらしい。
そういう事を報道するのも、マスコミの仕事だし、それが読者の意識を上げることにつながる。
そんな考えは毛頭ないらしい。

海保の飛行機だって、被災地への物資の輸送で滑走路で待機していたはずだった。
乗務員は焦っていたんだろうと想像する。
一刻も早く、荷物を届けないといけないのだ。
それも元旦の日に。

ニューヨークタイムズも、CNNもBBCも日航の乗務員を賞賛していた。
一方、朝日新聞は「早く出してください」。子どもや女性が口々に叫ぶ中…」という報道。
まるで乗務員の指示が遅れているような印象操作だ。
そんな子供の声を無視して、対応したからこそ全員脱出できた。
「奇跡」という海外の報道もあったようだ。

事実を報道するならば、あの機体が燃えている中で、安全な経路を誘導して脱出させたのは「奇跡」と言っていいだろうと思う。

ネット上で死んだペットのことについて書いている人がいるが、ペットが貨物室で死んだのは仕方ない。
それが嫌なら、ペットを飛行機に乗せなければいいのだ。

悪者を吊るし上げる、という間違ったマスコミの「正義」が恐ろしい。
正義というのは、相対的なものだ。
絶対正義などという考えは危険だと思わないといけない。
そんなこともわからない記者がたくさんいるのが、日本のマスコミ。
今のテレビや新聞は、見ている人たちをバカにしてしまう。

年明け早々、気分が悪くなった。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) |