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2023.11.28 Tuesday
酒とバラの日々
こないだのレッスンではジャズのスタンダート、「酒とバラの日々」のコード進行を解説してもらった。
キーはFで、Fの次にEb7が来る。 これはどう解釈したらいいのか?という質問。 いろいろ考え方はあるが、サブドミトマイナーをイメージするのがいい、と先生は言った。 古くは吉田拓郎、新しくはaikoが特徴的に使っているコードだ。 キーがCならFm、キーがFならBbmがそれにあたる。 Eb7のベースを6弦のBbにすればBbm6になるという寸法。 なるほど。 ギター弾きは移動ドで考えて、基本はCになるので、サブドミマイナーというとFmを思い浮かべる。 そのへんは先生も一緒なので話が早い。 特徴的な音はラのフラット、Abだ。 とりあえず、その音を使ってラの音を使わないことが、必要条件ということになる。 Fの音をラととらえて、そこからラシドレミファソというマイナースケールを使うということだ。 このときに、ドの音がAbになるから、そこを強調して弾くといい。 実際、iPadでカラオケをかけてそういうふうに弾くと、結構いい感じになる。 もっと真面目にジャズギターをやっていれば、こんなのは数年でクリアできたのだろうが、もう15年以上になる。 やめずに通っているのが取り柄という感じだ。 サブドミマイナーはいろんなところに隠れている。 このコードは?と思ったら、サブドミマイナーを疑え、ということだ。 そして、ラシドレミというマイナースケールを弾く。 とりあえずそう覚えておこう。 ちなみに、ピアノを習った長男は、ギターも弾くが固定ドで考えている。 指板上の音はその音の階名で見ているということだ。 やっぱり、ピアノを習うと、そうなるのかと思う。 ピアノの黒鍵はややこしくないのか?と聞いたら、調やコードによっては、黒鍵で指が届きやすくなるから、いい時もあるし、そんなに気にしないとのこと。 ギター弾きとは根本的に違う。 弾く楽器で音楽の捉え方が変わるというのは、面白い。 |
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