考えたこと2

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苦手なコード
人によって押さえるのが苦手なコードは違う。
今初心者2人にギターを教えているのだが、苦手なコードは全く違う。

片方はレギュラースケールの男性で、もう一人はショートスケールの女性。
ショートスケールといっても、20ミリほど短いだけで、ミニギターとかではない。

男性の方は、DやGというコードが苦手。
ギターと身体の角度や、肩が下がりすぎないようにとか、手首を回して前に出して90度に近い角度で押さえるようにとか、いろいろと工夫したが難しい。
長い時間をかけて身体と相談しながらやるしかない。

女性の方はCやG7が苦手。
こちらは手は女性にしては大きい方なのだが、左手で持ったときに、指の開きがちょっと狭い。
おそらく、指を指板に対して90度というのを意識しすぎているのか、そのために指が開きにくくなっているようだ。
また、そのせいで手のひらがネックにひっついてしまって、1弦がミュートされて鳴らなかったりする。
こちらはおそらく爪を切って、指の角度をもう少し斜めにすればなんとかなりそうな気がする。

やっぱり大事なのは、ギターを持つ姿勢だろう。
それがまずちゃんとしていないと、なかなか音がきれいに出ない。
右手の肘と足の部分でギターを固定して、左手はギターを支えないようにする。
そうしないと余計な力が必要になる。

左手が自由に動くようにしておいて、あとは自分の手の大きさや手首や指の関節の柔らかさなどで、自分が押さえやすい形を探すしかない。
ギターの講師をいろいろと見ても、やはり一人ずつ違う。
自分に合った押さえ方をしているのだろう。

一般論はあるが、最後は個人個人の身体と楽器の関係で決まる。
楽器をうまく演奏するためには、自分の身体の一部分になる、という感じが必要だ。
無理な力を入れず、長時間持っていても疲れないような関係を作らないといけない。

それはとても難しいことだと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |