考えたこと2

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スマートカメラ
監視カメラも進化しているという記事
最新のものは、カメラ自身が不審と判断することができるようになっている。
もちろん、判断するのはAIだ。

カメラがオカシイと思った行動があれば、警告を出す。
それを「逸脱行動」というらしい。
すでに、アメリカではいくつかの都市で使われている。

その逸脱行動と言うのは、

あまりにも長時間、ウロウロと歩き回る
移動が速すぎる
角に立っている
後ろを振り返る
流れに逆らって歩いている
何かを捨てている
人の集団が急に散らばる
複数人の動きがシンクロしている

などの8種類。

これらは凶悪犯罪の予兆となるらしい。

グローバル化が進んだり、格差が拡大したり、差別があったり、物騒な兵器が入手可能になったり、それらの知識がネット上で簡単に得られたりして、世の中は危なくなっているのだろう。
犯罪を防止するためには、防止する方も進化しないといけない。
そのために利用されるのが、スマートカメラだ。

記者はこの種のカメラと個人の自由、公共の安全のトレードオフについて、矛盾を感じているという。
たしかに、AIが勝手に「こいつは危ない」と判断して警告して、それに基づいて実際に行動制限されることになれば、個人の自由の侵害になる。
しかし、ある確率で「危ないヤツ」が本当に犯罪に関わっているとしたら、それは公共の安全のためとも言える。
難しいところだ。

記者自身も記事の最後に「(監視することが)間違っていると、声を大にして言いたくはありません。わたし自身、よりよい解決法を知っているわけではありませんから」と言っている。

いずれにせよ、機械の「目」になるCCDやCMOSといったイメージセンサーの分野は、まだまだ成長分野だということだ。
監視カメラだけでなく、自動運転にも関わっている。

日本のメーカーで言えば、ソニー、パナソニック、キャノン、シャープなど。
強みが活かせるアナログな分野でもある。
この分野であれば、4Kや8Kも意味がある。
高精細になれば、小さく写っているものを拡大してもデーターとして使えるからだ。
できれば、彼らが国内生産してくれれば、雇用も増えるのだが…。

日本の労働コストは不幸にも下がっているから、国内の増産もあるかもしれないぞ。





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