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2018.05.31 Thursday
グーグルのサーバー数
グーグルのサービスがどんどん良くなってきて、それに依存している人の数も増えている。
検索、メール、地図、カレンダー、ニュース、ドキュメント、Youtube、翻訳など。 一日一度はグーグルのサービスを使っているという人が、どれくらい日本にいるのだろう。 それにしても、それらのサービスを世界レベルで提供し、トラブルを起こさないというのは、本当に信じられない。 以前、大学のサーバーの管理責任者になったこともあったが(難しいことはわからないで委託していた)、24時間、365日途切れずにサービスをするというのは大変なことだ。 個人的には90年代後半から検索はグーグルにした。 こんなすごいページがありますよ、と職場で教えてもらって、その時からずっとグーグルだ。 そこからどんどんサービスが増えた。 検索エンジンに関連する広告収入で儲けたお金を、新しいサービスを作り、それらを維持するためのサーバーや発電所などに投資したということだ。 今やグーグルのサーバーの数は90万台くらいだと推定されている。 すごい数だ。 いまこの記事を書いているのも、グーグルドキュメントのクラウド上だ。 そこにこの文章が勝手に保存されていく。 そういう人がたくさんいる。 グーグルはソフトウェアの会社だが、それを維持するために膨大なハードを使っている。 それが、グーグルのインフラを支えていて、それがユーザーにいつでもグーグルのサービスを提供できる。 文字通り、インフラ産業になっているということだ。 それはアマゾンも同じこと。 ここまで、インターネットが発達するとは思わなかった。 まだまだIoTなどの技術は進むだろう。 スマートスピーカーやロボットもインターネットとつながって初めて意味を持つ。 人類がこれほどまでに一度に、記憶を大規模に外部に依存したことは今まであったのだろうか。 ぼくはそれをグーグルに依存しているのが、ちょっと恐い。 いつまでもグーグルが「邪悪になるな」という理念を持ち続けてくれることを祈るのみ。 別に、グーグルがなくなっても、ない時代に戻るだけなんだが、それは想像しにくいなあ。 今でもグーグルクロームを使っていて、ページを示すタブには5つほどグーグルのサービスが並んでいる。 形態はグーグルが開発したアンドロイドだし。 知らないところに行くときは、グーグルマップが頼りだし。 これらが有料になったり、なくなったりしたら、ちょっと困る。 まあ、その時は誰かが変わりをしてくれると思っておこう。 |
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