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2017.11.28 Tuesday
エネルギーを貯める
熱エネルギーというのは、どちらかというと余分なものの場合が多い。
何かのついでに無駄になってしまう、というのは熱エネルギーの形をとるということだ。 何かを止めようとするときに、必要なのは摩擦のエネルギーだが、それとともに熱のエネルギーも出てしまう。 熱は効率よく放出するべきエネルギーという感じだ。 エンジンだって、エネルギー効率が悪いのは、無駄な熱を発生するからだ。 だから、モーターに負けてしまう。 家庭や工場で使われるエネルギーの3分の2が、無断な廃熱になっている、というページもあった。 一般的に150度以下の熱をエネルギーに変えるのは難しいと言われているらしい。 でも、この熱エネルギーを上手に貯めておければ、エネルギーが効率的に使えるのだ。 だから、いろんな会社が廃熱の利用でエネルギーを生み出そうと考えている。 しかし、今回グーグルは電気エネルギーを熱エネルギーに変えて貯めておこうとしているらしい。 自然由来の発電(風力や太陽光)の弱点は、発電量がばらつくこと。 風が吹かなかったり、曇ったりしたら電気は作れない。 それを補おうとすると、大規模な蓄電が必要になる。 そのために、タンクに入れた液体に、熱エネルギーの形で蓄えるということらしい。 ちょっと想像がつかない。 熱エネルギーの形で蓄えるということだから、熱くなるんだろうか。 いずれにせよ「壮大な構想」ということらしい。 グーグルはサービスをするために、世界中で電気を使っているから、電気が必要なんだろう。 Gメールや検索エンジン、カレンダー、ドキュメントなど、それらのサーバーを世界で何億人もの人が利用している。 それらを止めずに運用し続けることだけでも、スゴイことだ。 どういうオペレーションをしているのか、想像がつかない。 たまにはトラブルが出たりするんだろうが、ちゃんとバックアップされるようになっているんだろう。 ひょっとしたら、グーグルが再生可能エネルギーをちゃんと使えるように、蓄電の仕組みも作ってしまうかもしれない。 グーグルは金はあるから、失敗するプロジェクトも多いらしいが、これは成功してほしい。 |
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