考えたこと2

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憧れの私立探偵事務所
夢には2種類あると思う。
一つは実現するかも、という夢。
もう一つは、全く実現の可能性はないが、それでも考えてしまうという夢だ。

ぼくはハードボイルドの探偵のファンで、その手の小説を読んできた。
なんで好きかというと、一本スジが通ったところとか、厳しさの中にある優しさとか…、考えてみると自分にあってほしいものがあるからだろう。
あってほしい、ということは自分にはないということだ。

ハードボイルドの探偵は、自分の事務所を持っている。
実際にはあまり儲からず、いつもお金には困っていて、あまりいいところの事務所は借りられない。
それでも、誰かの指示で働くのではなく、自分の意志で働く。
そういうところも好ましい。

お金はないが、事務所に座っていて、場合によっては留守番の秘書がいたりする。
ある日、そこに依頼人が現れ、簡単そうに見える仕事を依頼する。
引き受けてやってみると、死体が出てきたりする。
そうしてやっかいなことに巻き込まれる。
ぼくの想像ではそういうパターンが多い。

夜は行きつけのダイナー(安い食堂)に行って健康によくない食事をとる。
油たっぷりのカリカリのベーコンと、たくさんケチャップをかけたポテト、メインディッシュのハンバーガーが一皿に盛られている。
薄いコーヒーをがぶ飲みして、タバコに火をつける。
この不健康さがたまらない。

酒は何でも飲む。
好みは決めてない。
スコッチでも、バーボンでも、ウォッカでもありだ。
ただし、ワインは似合わない。

自分が事務所を持って、机の上に靴のまま足を上げて座っているところを想像する。
実生活ではあり得ない想像。

絶対にかなわない夢だが、そういう事に憧れる。

男のロマンと言っておこう。


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