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2017.01.11 Wednesday
ペットのハンコ
ペットの頭数は増えていると思う。
核家族化、高齢化に伴い、家でペットと暮らしたいと思う人が増えているからだ。 認知症予防のためにも、健康のためにも、正しくペットと暮らすのはいい考えだと思う。 そのせいで、ペットフードなどの売り場は増えた。 近所のダイエーではどんどん売り場面積が増えて、以前の倍以上になった。 イヌもネコも低カロリーや高齢用などのフードが増え、ペットの寿命が伸びているのがわかる。 そういえば獣医も増えた。 葬儀屋ほどではないが、道を走っていて目につくようになったなあ。 高齢者は家族が少ないから、ペットを溺愛することが多いんだろう。 だから、ペット関連のグッズも商売になる。 一昔前ならこんなもの売れるわけがない、というものでも売れる。 今日フェイスブックのネットの宣伝記事で、ネコのハンコというものがあった。 インターネットで「ネコのハンコ」で検索するといろいろ出てくる。 その中の一つのページを見てみると、いろんなネコのイラストがあり、そこに自分の苗字を入れるというものだ。 ネットでデザインを選び、文字のフォントを選び、それで注文するというもの。 銀行の届け印にすることも可能(メガバンクとゆうちょ他)という。 実際の販売ページを見てみると、イヌも鳥もうさぎもある。 ペットならなんでも来いという感じだ。 専門のイラストレーターが絵を描いているだけあって、なかなか可愛らしい。 さすがに、これを銀行の届け印にするのは抵抗があるが、宅急便の認印くらいなら、いいかと思う。 これはインターネットの店舗だから成り立つんだろう。 ペットのハンコを持ちたいという人はそんなにいないが、それでも認印くらいなら…というひとは数万人はいると思う。 そういうハンコがあることを知らしめ、販売ページに誘導すれば商売にはなるだろう。 ぼくのフェイスブックページにネコのハンコの宣伝が出たのは、よくネコの動画を見るからだ。 まさにターゲッティングされた宣伝。 昔なら新聞の広告か、テレビのCMしかなかった。 それをできるのはお金がある人だけだ。 でも今はネットの時代だから、そのアイデアと実現手法が決まればあとはネットで安く宣伝が打てる。 きっとイヌの動画を見る人には、イヌのハンコの宣伝が出るのだろう。 フェイスブックの宣伝とはこういうふうに使われるのかと分かった次第。 広告費のハードルが下がることで、アイデアさえあればそれに興味を持った人に宣伝することができる。 起業のハードル自体が下がったと言えるだろう。 しかし、昭和の時代なら「ふざけてんのか?」と言われたようなものが、堂々と製品化される時代。 世の中変わったなあ。 |
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