考えたこと2

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ポルシェ911
ポルシェ911の新工場建設、というのをナショナルジオグラフィックでやっていた。

ポルシェはドイツのスポーツカーのメーカー。
911はポルシェの中のポルシェという感じのクルマだ。
あの、おなじみのポルシェスタイル。
リアエンジンで大幅に後ろが重いクルマだ。

水平対向6気筒のエンジン。
3.6リッターから3.4リッターにダウンサイジングされたが、馬力を上げて燃費を下げた。
今やセダンやSUVの方がたくさん売れるのだが、911はポルシェの象徴なんだろう。

ボディは軽量化のため、アルミが一部使われ、強度が必要なところは鉄が残っている。
塗装工場を新設して、新しい設備を入れた。

デザイナーは壊すのを恐れるな、と言われた。
伝統的な911のスタイルを崩さないといけないが、崩しすぎるとポルシェファンから文句が出るらしい。
だからといって、伝統を守りすぎると新しいものはできない。
ぱっと見て、911だ、とわかる必要があるが、それでも旧型とは明らかにちがう、という二律背反を乗り越えなければならない。

2011年に発表された新しいポルシェ911には、そんな苦労があった。

一時は経営危機と言われたポルシェだったが、今は回復している。
その象徴が911。

第二次大戦後、連合国は日本とドイツの飛行機技術をおそれて、飛行機産業を禁じたので、当時の航空工学の技術者たちが自動車産業に流れた、というのをどこかで読んだ覚えがある。

だから、日本とドイツは自動車が強くなったのか。

ハイブリッドの技術では日本に先行されたが、ドイツはディーゼルエンジンやダウンサイジングの技術は進んでいる。

まだまだ勝負がつかない。

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