考えたこと2

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水資源
地球は水の惑星だ。
海の方が陸よりも広い。

だから、水は豊富にあると思っていた。
しかし、飲み水として利用できる水は2%しかないらしい。
その大部分は南極や北極の氷山などで、陸上生物が利用できる水は全体の0.01%にも満たないという。
地球上の水が風呂桶一杯の水だとすると、ぼくらが使える水は一滴。
この一滴を陸上の生物が分け合っているというのが今の状況らしい。

そんなに少ないとは驚いた。
ぼくらが生まれたときから、蛇口をひねれば水が出てくるという生活。
たしかに、砂漠もたくさんあるし、水道がないところもたくさんあるだろう。
例外的にぼくらは水に恵まれているのだ。

石油が足りなくなるのと同時に、水も足りなくなるということらしい。
中国では地下水をポンプで汲み上げているのだが、それがもう持続不可能な地域が増えているという。
Wikipediaによると、「2025年には、安全な飲用水と基本的な公衆衛生サービスを持たない人々が世界人口の2/3に上ると見込まれている。」とのこと。
あと12年すると、世界の半分以上の人々が、水不足になってしまう。

19世紀から20世紀というのは、人類の歴史の中でも特異な世紀だったのかもしれない。
石油が人類を幸せにした。
でも、いつまでもは続かない。
水も豊富にあった。
石油の利用と相まって、どんどん農地が広がっていった。

そういう時代は二度と来ないのかもしれない。

大きな川では、上流の国で水を取り過ぎて下流の国が困る、というような争いも起きるだろう。
21世紀の後半はどうなるのだろうか。
22世紀や23世紀はもっとややこしいことが起こるのだろうか。
それとも、人間の知恵が勝るのだろうか。

不幸にもというか、幸いにもというか、ぼくはそれを見ないで済む。
ラッキーというべきか…。

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