考えたこと2

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昆虫食
世界の人口が70億人になったのは、つい最近。
2011年10月31日だとされている。
ぼくが小学校の頃、35億人だったと思う。
1965年くらいか。
35億人増えるのに、50年足らず。

人口は等比級数的に増えるが、食料は等差級数的にしか増えない、というのはマルサスの人口論。
どうも、亡くなった父はこれを習っていたらしく、何度も聞かされた。

このまま人口が増えると、当然食料が足りなくなる。
今でもそんな状態だ。
そうなると、食料を増やす必要がある。
でも、そんなに増えないとなると、何か新しいものを食料にしないといけない。
そこで、国連食糧農業機関はこの5月に「食糧危機に備え、今から我々は多くの昆虫を食べるべき」とする提案をしたらしい。

世界のいろいろな地域で今でも昆虫食は行われている。
主に幼虫やさなぎがメインだが、成虫を食べる場合もある。
バッタやイナゴは食べる昆虫だ。
ものの本によると、「地球上には食べられる昆虫が1900種以上存在し、東南アジアやアフリカの国々を中心に日常的に食べられていて、日本でもイナゴやザザムシ、蜂の子などが食用となっている。」とある。

なんと、未来の食材として有望なのはハエだそうだ。
「昆虫食」という本によると、「タンパク質の大量生産に有効というハエ、その理由は成長が早いことと、育てるための餌が生ゴミ、動物の死体、腐肉、排泄物まで利用できるので、廃棄物処理、物質循環、環境保全にも役立つという「エコ食材」なのだという。」とのこと。

たしかに一石何鳥かの効果がある。
ゴミや排泄物を食べるその昆虫を食べるのだから、これこそエコロジーだ。

人類の未来はどうなるのだろうか。

幸い、ぼくらはラッキーにも昆虫食の時代は見なくて済む。

でも、人口が増え続ければそういう時代も来るだろうなあ。

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