![]() |
2013.06.23 Sunday
プロ野球と柔道
プロ野球機構が飛ぶボールを使っていたのを隠していたらしい。
コミッショナーが知らなかったというのも、情けない。 元は外交官で、単に野球が好きということでコミッショナーに就任したように思える。 本当に知らなかったのか、それとも知っていて知らないふりをしたのかはわからないが、事の重大さを認識していないのは確かだ。 もう惚けているのだろう。 70歳を超えて、公職に就くのを禁じたらどうか。 また、日本柔道連盟の会長もこの6月に続投を表明した。 こちらの方は、柔道をずっとやってきた柔道家。 理事がみんなで今の体制を継続しようと思ったのだろう。 女子柔道のセクハラ、暴力問題、助成金の疑惑など、こちらも情けない状態だ。 理事会のメンバーを一新してもっとまともな人を会長にしてほしい。 柔道家ではなく、組織経営が出来る人を据えるべきだ。 日本のスポーツ関係の団体、いや、全体に非営利の団体はモラルがないところが多いように思う。 公益法人や学校法人、NPOなどの組織は、ガバナンスが出来ていない。 ヒト、モノ、カネの動きがいい加減にされている。 早い話が、誰が本当の責任者か、分からないということだ。 これは公益に資する方たちは悪いこともしないし、賢い人ばかりだ、という思い違いに基づいて法律が出来ているからだと思う。 いい加減に気づいたらどうか。 学校のイジメの問題も、高野連の野球留学の問題も、仕組みが悪いのだ。 ぼくは素人だから、法律のどこがどう悪いのかは知らない。 しかし、何度も校長が頭を下げたり、そこそこエライ人が謝ったりしているが、いっこうに止まる気配がない。 問題の根はどこにあるのか。 世の中いい人ばかりではない。 そして、いい人がいいことをする保証もない。 いい人は「いい」と思っていることがどれほど「よくない」ことか、考えない。 何だかわからないが、法律を変えるべきだ。 「いい」人が「いいこと」を出来ないようにしてくれ。 |
![]() |