考えたこと2

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シャープペン
中学校になった頃、シャープペンが出てきた。

「シャープペンの歴史」を見ると、1960年代になって、ノック式のシャープペンシルが出てきた、と書いてあった。
それまでは回して芯を出すタイプが主流。

日本製のシャープペンがどんどん売られるようになった。
芯もいろんなタイプが出てきて、太さも0.5mmになって、後に0.3mmも出された。
シャープペンよりも、芯の方が作るのが難しいのかもしれない。

でも、0.3mmというような微細なものを誰もが使える値段で作っているのはすごいことだ。
ちょっと太かったり細かったりすると、使い物にならない。

一番後で出てきたのが、0.4mm。
0.3と0.5があるから、どちらにも不満な人を捕まえようと思ったのだろう。

ぼくはその一人。
0.4mmを愛用している。

でも、この頃芯は見るものの、0.4mmのシャープペンは普通の店では売らなくなった。
もともと、2つのメーカーくらいしか作っていなかったのだが…。
ぼちぼち生産終了しそうな感じだ。

芯は当分売り続けるだろうと思う。

シャープペンは買いだめしてあるので、おそらく一生持つと思う。

ぼちぼち芯も買いだめしておいた方がよいかもしれない。


| | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
鉄の女の涙
マーガレット・サッチャーの自伝映画。

あまりにも語ることが多すぎて、詳しいことは語れない。
メリル・ストリープが現在のサッチャーと、首相時代のサッチャーを演じている。

今のサッチャーはすでに引退して、アルツハイマーになっているらしい。

労働組合のストが繰り返され、アイルランドのテロリストが爆弾をしかけ、疲弊したイギリスをもう一度盛り返した女性首相。
冷戦を終わらせたという功績もある。
フォークランド紛争に毅然とした態度で臨み、軍隊を派遣して勝った。

鉄の女と呼ぶにふさわしい。

食料品店の生まれで、階級社会のイギリスでは珍しい首相ではないか。

「働かざる者食うべからず」という自助の哲学を持っていた。
自ら努力しないものには容赦ない政策。

最後は人頭税という、全ての国民が同額の税金を払う、という政策で支持を失った。

映画では、年老いたサッチャーが、夫の幻影に悩まされながら、人生を回想する。

イギリスにサッチャーがいなかったら、どうなっていただろう。
サッチャーは効率を追求し、公営でやっているものを民営にどんどん変えていった。
そのおかげで、イギリスは息を吹き返し、金融の中心になった。

映画の中でイギリスの国会が写される。
保守党と労働党が向かい合って座り、議論する。
日本のように、みんな前を向いて座っているのではない。
向かい合って座る。

それがすごく印象に残った。

あまり面白い映画ではないが、メリル・ストリープの演技がすごい。


| | 映画・舞台 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) |