考えたこと2

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探偵になるのなら
日本には少ないが、アメリカには私立探偵という商売がある。
ライセンスも持っている。
いくつかの調査権も与えられている。

私立探偵といっても、色々ある。
テレビに出てくるのは、犯罪に巻き込まれた人(特に女性)が飛び込んできて、助けを求める、といった類いのもの。
昔の探偵ものだ。フィリップ・マーロウとか、マイク・ハマーとか…。
孤独を愛し、タフガイである。

どうせなるのなら、こういう探偵になりたい。
なれるかどうかは別。

今の基準でいうと、ろくでもないヤツ、ということになるだろう。

いつもくわえタバコで、着の身着のまま、事務所で寝ることも多い。
まともなメシはあまり食べている様子がない。
たいがい、酒かダイナー(安い食堂)で健康によくない食事。
クルマはぼろぼろの中古車。

俗にいうハードボイルドの世界。
こういうのが昔の男性に受けていた。

しかし、今ならあまり受けないかもしれない。
臭いし、汚いし、不健康だし、貧乏だし…。
清潔とはほど遠い生活。
女性にも受けないだろう。

たしかに、女性も変わった。
ハードボイルドに出てくる女性は、少しミステリアスな部分はあるが、か弱い存在だった。
今の若い人の感じでは、女性は強い。
仕事も持って、しっかりしている。

だから、今はハードボイルドでも、女性探偵が多くなった。
V.I.ウォーショースキーやキンジー・ミルホーンはぼくも好きだ。

それでも、だ。
ハード・ボイルドの世界は男性の世界であってほしい。




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