考えたこと2

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ブリキとトタン
ブリキもトタンも平成生まれにとっては死語だろう。

ブリキは鋼板をスズでメッキしたもので、トタンは亜鉛でメッキしたもの。

ぼくが子どもの頃は、ブリキのおもちゃがまだあった。
ロボットや宇宙船など、グリコのおまけにもブリキ製のものがあったと思う。
鋼板はさびやすいので、スズでメッキしてさびにくくしたのがブリキ。
何でブリキというのかはわからない。

トタンは鋼板を亜鉛でメッキしたもの。
波板になっているのが屋根などに使われているのをよく見た。
トタン板と呼んでいたはず。
今では技術が進歩して、自動車の足回りなどに使われているらしい。

だが、なぜかブリキやトタンという言い方はほとんどしない。

何となく安っぽいイメージがあるからだろうか。
メッキの技術が進み、昔より用途が広がり、高機能になっているからかもしれない。

「ブリキの生産量」で検索したら、新日鉄が中国でブリキの製造をしていて、去年生産を倍増するという記事がでていた。
まだまだ需要があるのだろう。

エライものだ。

おもちゃはプラスチックになったから、ブリキは使われないようになった。
トタン屋根も、樹脂製に変わった。

でも、いまだにどこかに使われている。

こういうのを「枯れた技術」というのかもしれない。

なぜ、ブリキやトタンは死語になったのだろうか…。


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