考えたこと2

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鉄の女の涙
マーガレット・サッチャーの自伝映画。

あまりにも語ることが多すぎて、詳しいことは語れない。
メリル・ストリープが現在のサッチャーと、首相時代のサッチャーを演じている。

今のサッチャーはすでに引退して、アルツハイマーになっているらしい。

労働組合のストが繰り返され、アイルランドのテロリストが爆弾をしかけ、疲弊したイギリスをもう一度盛り返した女性首相。
冷戦を終わらせたという功績もある。
フォークランド紛争に毅然とした態度で臨み、軍隊を派遣して勝った。

鉄の女と呼ぶにふさわしい。

食料品店の生まれで、階級社会のイギリスでは珍しい首相ではないか。

「働かざる者食うべからず」という自助の哲学を持っていた。
自ら努力しないものには容赦ない政策。

最後は人頭税という、全ての国民が同額の税金を払う、という政策で支持を失った。

映画では、年老いたサッチャーが、夫の幻影に悩まされながら、人生を回想する。

イギリスにサッチャーがいなかったら、どうなっていただろう。
サッチャーは効率を追求し、公営でやっているものを民営にどんどん変えていった。
そのおかげで、イギリスは息を吹き返し、金融の中心になった。

映画の中でイギリスの国会が写される。
保守党と労働党が向かい合って座り、議論する。
日本のように、みんな前を向いて座っているのではない。
向かい合って座る。

それがすごく印象に残った。

あまり面白い映画ではないが、メリル・ストリープの演技がすごい。


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