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2012.09.07 Friday
ノンバーバルコミュニケーション
ノンバーバルコミュニケーションというのは、言葉意外のコミュニケーションのこと。
これが結構大事だ、という。 一度書いたが、メラビアンという学者が調べた結果、人が話をしている時の情報は、顔の表情55%、声の質や大きさ、テンポが38%、そして言葉の内容がたった7%ということらしい。 確かに、「これはペンです」という言葉も、にやにや笑って話すと、どうも嘘くさい、ひょっとしたらペンのような何かかと思うし、深刻な顔で言ったら、誰かの遺品かもしれない、と思う。 表情や声によって、伝達される情報は多い。 特に携帯メール世代の人たちは、あの短い言葉の断片みたいなメールでたくさんの事を伝えようとする。 そうなると、絵文字や顔文字が必要になる。 もっと字数を多くすれば書けるのだが、その代わりに絵文字で済ます。 携帯電話が生まれた頃は顔文字が主流だった。 海外のように顔が90度回転しているものもあっただろう。 そのうち、日本の顔文字がでてきた。 たくさんあって、どれがどんな顔だかわからないものもあるが、バリエーションが増えてきた。 さらに、それでは飽き足りなくなって、オリジナルの絵文字ができた。 電話会社、電話機によって、いろいろと違うが、最新のものは絵が動くタイプが増えた。 背伸びしたりかがんだりしているものや、くるくる回っているものなど、いろいろある。 そのうち、絵文字だけで会話ができるようになるかもしれない。 しかし、実際に絵文字が増えたという事実は、それだけ言葉でのコミュニケーションの能力が落ちたということだろう。 これは何離れというのだろうか。 言葉離れとでもいうのか。 もっと言葉を信頼して、意味をすべて伝えるような言葉の使い方をしてほしい。 このごろ、ぼやいてばっかりだが…。 |
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