考えたこと2

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アンディ・ウィリアムス
訃報が新聞に載っていた。

中学1年の頃、アンディ・ウィリアムスのシングル盤を買った。
「恋はリズムに乗って」という曲。
とにかく、洋楽のシングル盤を買ってみたくて、近所の駅前のレコード屋に行った。
あの当時、洋楽を聴くことが、何となくかっこよくて、全く歌詞がわからないのに聞き始めた時期だった。

アンディ・ウィリアムスは、「ある愛の詩」や「ムーンリバー」で有名な歌手。
1970年当時、円熟の域にに入り始めた。
アメリカではアンディ・ウィリアムズ・ショーというレギュラーの番組があった。
何度かその番組の場面を見たことがある。
もうカラーの時代だったか…。

レコード屋に入って、すごく迷った覚えがある。
もともと、洋楽のシングルを買おうと思っていただけで、何か目的があったわけではない。
当時400円だったはず。
小遣いを持ってレコード屋に行った。
あれでもない、これでもない、とジャケットを引っ張り出しては、元に戻した。

この曲は、発売されてから、だいぶ経っていた。
でも、そんなこともわからなかった。
とにかく、洋楽のレコードが欲しかったのだ。

1960年代から70年代にかけては、そういう時代だった。
アメリカのものは、あこがれの対象。
身近にアメリカに行った、という人などいなかった。

テレビのゴールデンタイムには、アメリカのドラマを吹き替えでやっていた。
奥様は魔女とか、スパイ大作戦などの時期かな。

「おはようフェルプス君…」で始まるスパイ大作戦(Mission Impossible)の、大平透の声がかっこよかった。
1回再生したら、テープは消去される。
「例によって、君、もしくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。 .... 成功を祈る」という言葉とともに、テープから煙が立ちこめ、それで終わり。

よく考えたら、1回テープを聴いただけで、よくあんな複雑な作戦を立てられるものだ、と気づくべきだった。

話がそれたが、ぼくの最初の洋盤はアンディ・ウィリアムズ。

冥福を祈る。

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