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2011.03.26 Saturday
観葉植物
以前、近所のモールを歩いていて、何となく気に入って観葉植物を一鉢買った。
一つ目はすぐに枯れてしまって、今は3代目と4代目がある。 暖房を入れている部屋に置いてあるのだが、植物の不思議には驚かされる。 名前は知らないが、3代目はシダの仲間だろう。 4代目はもっと葉っぱが柔らかくて、小さいタイプだ。 鉢から葉がこぼれているという感じ。 3代目は春先に買ったと思う。 夏に茎がどんどん伸びて、日のあたる方向に伸びていった。 伸びすぎて、じゃまになったので、ちょっとハサミで切った。 切ったところから、また茎が伸びてきて、育っている。 太陽の方向に伸びている。 だから、水をやった後は必ず同じ方向に置いてやる。 4代目のほうはあまり水が減らない。 葉っぱは柔らかくて、分厚い。 大きくなるわけでもなく、枯れていくわけでもない。 同じ大きさを保っている。 たしか、中学のときに、なぜ葉っぱが太陽のほうに伸びていくかという理屈を習った。 成長のホルモンが、光の当たらないところほどたくさん出て、そのメカニズムで茎や葉が太陽の向きに育つのだったと思う。 シンプルな仕組みで、上手にコントロールしている。 日の当たらないほうが成長が早く、日の当たるほうが成長が遅い。 ただそれだけで、まるで意思を持っているかのように、光の方を向く。 えらいものだ。 今ロボット工学で、昆虫の仕組みを調べているという。 簡単な構造、シンプルな制御で、複雑な動きをすることができるからだ。 しかし、まだまだ植物の仕組みもわかっていない。 いろんなことが解明されてくると、植物の知恵も取り入れることができる。 前にも書いたが、CO2と光で、酸素とでんぷんを作ることができる。 これが葉緑体の働きだ。光のエネルギーの利用効率が高い。 エコロジーだ。 誰かがどこかで考えているのだろうか。 |
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