考えたこと2

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地軸と時間
今回の地震で、地軸の傾きが変わったらしい。

http://jp.ibtimes.com/articles/16100/20110316/524461.htm

詳細はまだ不明だが、プレートが動くというのはすごいエネルギーなのだろう。

そして、一日の長さも変わったという。

エライものだ。
そんなことが計算できるとは…。

シミュレーションの技術が発達したからだろう。
そういう計算が可能な計算機もできた。

地球をどんなモデルで表しているのかはわからないが、質量分布を決めて、それが地震でどう変わったかを推定して入れるのだろう。

しかし、地軸の傾きが17センチ動いたというのはすごい。
地軸の傾きは23.5度というふうに表しているが、これをセンチ単位で計算できる精度だということだ。

公転面に対して、何千キロメートルというずれの量だろうから、それに対して17センチというのは、すごい精度だ。

あくまで、長期にわたって測らなければ、本当の変化はわからないということだろうが(それをどうやって測定するのかも知らないが)、それにしても今回の地震の大きさがわかる。

ということは、大陸が分化して、地球の形が変わることで、地軸の傾きや一日の長さが変わったということだ。

ぼくらの知っている歴史の中では、地球というものは変わらないものだと思っていたが、それも時間の流れのなかで切り取った事実でしかないということだろう。

そう思うと、「往く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず…」という方丈記の一節は真実を語っていると思う。


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