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2010.08.06 Friday
駅の暴力
今朝のニュースで、神戸のJR三宮駅が映った。
何のニュースかというと、駅員への暴力。 この頃よく駅員が暴力をふるわれるらしい。 駅のホームの端にいるお客さんに注意をしたら、いきなり背中に乗られ、びっくりしたとか、改札のところで切符の事を言ったら、いきなり頭を殴られたとか…。 この頃は普通の人がキレるから、危ない。 そのため、駅員は護身術を習う、ということだった。 男性も女性も警察の人から習っているところが写った。 へー、大変やなあ、と思ってみていたが、そこで大学の教授が出てきて、解説を始めた。 曰く、最近の人は気持ちが爆発するのが早い、ということ。 そのあと何を言うのかと思っていたら、それで終わりだった。 どうして、そんなことはわかっている、ということを解説するのか。 普通の人がキレる、というのは誰しもわかっていることだろう。 よしんば、それを知らない人もいるかもしれないから話したとしても、そのあとが問題だ。 その原因はどういうことか、その対策はどうすればいいか、それを予防するためにキレやすい人を見分ける方法はないのか…、そんなことを期待している。 しかし、それは難しい。 それでも、難しいことを、やさしくわかるように話すのが学者のつとめではないのか。 世の中ではいろんな事が起こっている。 その中で、問題点にいち早く気づき、その原因を考え、その対策を考える、せっかく出てくるのだから、そういうのを期待している。 最近の人は爆発するのが早いというのは、わかっている。 だから、駅員が暴力をふるわれているのだ。 これでいいのか? |
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