考えたこと2

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最近の病院
昨日病院に行って、CT写真を見てもらった。

腎臓の検査をしていて、副腎に異常がみつかったのだ。
これこそ、ついで、というやつ。

副腎というのはあまり馴染みがないが、副腎皮質ホルモンというと聞いたことがある。
二つあって、肝臓の裏にある。
副腎皮質と副腎髄質があって、副腎皮質ではコルチゾールとアデロステロンというホルモンが、副腎髄質からはアドレナリンとノルアドレナリンというホルモンが作られるらしい。

2年ほど前に脳梗塞をやったが、その原因が副腎の異常のせいかもしれない、とのこと。

結局1週間ほど検査入院しないといけなくなった。
今はまだ病室がいっぱいで、まだ先だが…。

しかし、最近の病院はすごい。
診察券で血液検査、尿検査など、一発だ。
機械にカードを通したら、血液検査の番号と尿検査のカップが出る。
検査の内容はコンピューターで医師の指示を確認できて、それによって取る本数が決まる。

最後の支払いも、会計が終わったらカードを機械に通して払う。

診察の時に、コンピューターの画面を見ていたが、薬の効能説明や検査の内容、どれをやってどれをやらないか、そういう選択ができる。
何を何錠、何ミリグラムというのも画面で選択して決まる。
することができる検査は、全部画面に出てきて、そこから選ぶ仕組みだ。

入院の手配もすぐだ。
帰りに入院の手配をするところに寄って、説明を聞いて、署名をするだけ。
昔のことを考えると、すごい違いだ。

何だかわからないうちに、診察が済み、血液検査と尿検査が済み、入院の手配が済んだ。
診察までは1時間半ほど待たされたが、そこからはすぐだった。

受付の人はみんな外部の医療専門学校の卒業生。
その学校に外注している。
名札をみればわかるようになっている。

システムの投資は莫大だろうが、待ち時間が減って、診察人数が増え、仕事が単純化し、外部に委託させられるところが増えて、コスト削減にもなる。
結局は投資に耐えることができれば、ペイするような計算になるのだろう。
もちろん、患者が来ることが前提だが…。

そういえば、予診というのがあって、まず予診室で研修中の医師に話しもできるようになっている。
そこで、いろいろな質問に答え、行こうとしてる科が合っているかという判断をするようだ。
いかにも大学を出てすぐという女性が予診をしていた。

IT化で一人当たりの診察時間は増えているのだろう。
以前は3時間待って、3分といっていた。
今回は1時間半ほど待って、10分くらいだったから、だいぶ改善されている。

病院も変わったものだ。



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