考えたこと2

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日の丸・君が代
アナログ放送がなくなって、時報がなくなる、という話をしていたら…。
昔は夜の12時の時報がなったら、NHKは日の丸と君が代が流れ、今日は放送終了、ということになった、ということを35歳の男性は知らない。
11PMをやっていた頃だから、かなり古い。
たしかに、今の30代でも知らない人もいるだろう。

調べてみると、日の丸・君が代を、NHK総合テレビで夜の12時に流し始めたのが1953年らしい。
それからずっと、NHKは夜の12時までの放送だった。
それが、やめになったのが1987年らしい。
今から23年前。

そんなに昔だったのか…。
今はテレビ放送は24時間ずっとやっているのが当たり前だが、これも常識になったのは20年ちょっと前から。
NHK教育は今でも日の丸・君が代を流しているとのこと。

ただ、デジタル放送になって、あの時計が出てきて、秒針がちょうど12時になる、という画面はないらしい。
時刻は左下に出るが、ちょっとずれている可能性がある。
デジタル放送はアナログと違って、ずれる。
今の時刻表示はそのずれを考慮してやっているらしい。
それでも、アナログ時計の秒針を3秒前、2秒前、1秒前…、と動かすのはやめた。
これが、デジタルの弱みだろう。

しかし、テレビを毎日24時間連続で放送している、というのはすごいことだ。

以前のオイルショックの時に、夜は放送を打ち切って、たしかネオンサインなども消していたと思う。
エコ、エコというなら、どうして今しないのか、不思議だ。
みんな夜の12時に番組を終わったら、だいぶ夜中が静かになる。
また、12時から5時くらいまでの番組がなくなれば制作費も浮く。
そうすれば、普段の番組のクオリティが上がる…。
そんなふうにはいかないか。

本当に一考の価値はあるのではないか。
日本のように時差のない国で、24時間放送している国はどれくらいあるのか。
一度調べてみようと思う。

たしか、1980年代に出張した時、フランスでは国営テレビのアンテン・ドゥーが昼間2時間ほど放送休止していた。

ろくでもない番組ばかり流すのなら、いっそ止めた方がいい。

「エネルギー浪費の対策として、テレビ放送の時間制限する」、これはすごい。
今はDVDやHDレコーダーもあるし、夜中に起きている人は、昼間録っておけばよいのだ。

そうすれば、静かな夜になる。

LED液晶で、エコだとか、前に人がいないときは自動的に音声だけになるとか、そんなことをしなくても、放送をやめればいい。

これはいい考えだと思う。

そして、各放送局は一日の終わりに、画面には日の丸がはためき、君が代を流す。

そういう時代が来るか…。



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