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2010.08.03 Tuesday
カッコのジェスチャー
海外のドラマを見ていると、時々ジャンケンのチョキの指の形をして、顔の両側でピョコピョコ動かす仕草をやっている。
指を折ったり、立てたりするのだ。 あれは、カッコに入れる、ということを表しているらしい。 正確に言うと、 " " これをクオーテーションマークというが、これが日本語のカッコを表す。 だから、ピョコピョコと2回、顔の左右でやるという仕草になる。 ずっと何の意味かわからなかったが、今回読んだ本に出ていた。 なるほど、そうか、という感じ。 しかし、カッコを表すジェスチャーがあるとは、びっくり。 使われている場面をみると、何となくジェスチャーをした時にしゃべっていることを皮肉っているような感じ。 だから、皮肉をいう時に使うのかと思っていた。 彼はできそこないの料理を食べて、「これは最高だ」と言った。 という場合、この「これは最高だ」のところで、両手でチョキを作ってピョコピョコする。 ここは、カッコに入っているぞ、というしるし。 実際は、最高ではない、という事を言いたいのだろう。 「そんなアホな」という感じだ。 それは表情で表す。 そういう使い方が多いと思う。 ネイティブでないと、使えないジェスチャーだと思う。 直接話法で話していて、そこに来たら、カッコだよ、という。 このジェスチャーは難しい。 |
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