考えたこと2

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Excuse me と I'm sorry
Excuse meはすみません、I’m sorryは失礼しますとか、ごめんなさいという訳が一般的。

日本語ではあまり意味は変わらないので、あまり気にせず使ってしまう。

でも、この二つは全く違う。

Excuse meは命令文。
主語のYouが隠れているのだ。
つまり、「あなたが私を許しなさい」という命令をしていることになる。
これは日本語ではあり得ない(許したらんかい という関西弁はあるが)表現だ。

一方、I'm sorryは「私はすまないと思う」という意味。
私が主語であり、詫びている主体は私である。

だから、I'm sorryとむやみに言ってはいけないということになる。
間違いやミスを認めたことになるからだ。

とりあえずExcuse meなら私のことは言っていない。
あなたに許しなさいと命令しているだけだ。

というのが、常識的に言われていること。

だから、I'm sorryという時は意識して言った方がいい。

でも、誰かが亡くなって、それを知らせる…という場面がドラマでよくある。

その時に、I'm deeply sorryなどという。
そういうドラマを見ていると、sorryには「残念だ」という意味の方が強いような気がする。

I'm sorryはもともと残念な気持ちを表す言葉だろう。
誰かが何かをなくした時、大切な人がいなくなった時、自分のせいで誰かが困ったことになったとき…、そんなときにI'm sorryを使う。

そう思っている方が正しいと思う。



| | 英語 | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
ちゃんとする
よく子供の頃「ちゃんとしなさい」と言われた。
何かを中途半端なやり方でしたり、ぞんざいにしたり、いい加減にした時だ。

自分が大人になっても、子供に「ちゃんとしなさい」と言っている。
やっぱり同じ理由だ。

しかし、「ちゃんとする」とはどういう意味か。
「きっちりする」と言い換えてもよい。
でも、どういう状態が「ちゃんとした」状態か、それがわからなければ、ちゃんとできない。

そういう意味では、主観的な言葉だ。

親が「ちゃんとしなさい」、といった時に、子供が「ちゃんとしてる」と口答えするのは「ちゃんと」のイメージが異なっているからだろう。

一方、一応言うことを聞いて、「ちゃんとする」場合は子供自身、これはいい加減なやり方だと知っていることになる。
実際にどうしたら「ちゃんと」しているかを確認しないからだ。

まあ、そんなリクツだけで片付くような話ではないが…。
売り言葉に買い言葉で言う事もあるからなあ。

こんな主観的な言葉が多い。

こないだ聞いた、元アナウンサーの人の言葉。
「静かにしなさい、うるさい、と言われて育てられた子どもは、大きくなって何も話さない。」

言葉は恐ろしい。



| | 考えたこと | 00:21 | comments(0) | trackbacks(0) |