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2009.08.07 Friday
Excuse me と I'm sorry
Excuse meはすみません、I’m sorryは失礼しますとか、ごめんなさいという訳が一般的。
日本語ではあまり意味は変わらないので、あまり気にせず使ってしまう。 でも、この二つは全く違う。 Excuse meは命令文。 主語のYouが隠れているのだ。 つまり、「あなたが私を許しなさい」という命令をしていることになる。 これは日本語ではあり得ない(許したらんかい という関西弁はあるが)表現だ。 一方、I'm sorryは「私はすまないと思う」という意味。 私が主語であり、詫びている主体は私である。 だから、I'm sorryとむやみに言ってはいけないということになる。 間違いやミスを認めたことになるからだ。 とりあえずExcuse meなら私のことは言っていない。 あなたに許しなさいと命令しているだけだ。 というのが、常識的に言われていること。 だから、I'm sorryという時は意識して言った方がいい。 でも、誰かが亡くなって、それを知らせる…という場面がドラマでよくある。 その時に、I'm deeply sorryなどという。 そういうドラマを見ていると、sorryには「残念だ」という意味の方が強いような気がする。 I'm sorryはもともと残念な気持ちを表す言葉だろう。 誰かが何かをなくした時、大切な人がいなくなった時、自分のせいで誰かが困ったことになったとき…、そんなときにI'm sorryを使う。 そう思っている方が正しいと思う。 |
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