考えたこと2

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昔は面白かった
ぼくは、昔はもっと面白い人間だった。
当然、自己評価である。

22歳の時がピークだったかもしれない。
でも、35くらいまではそんなに人間が変わったとは思わなかった。

ところが、35を過ぎて、40くらいになると、どうも勝手が変わってきた。

「しょうもないこと」に関する脳の引き出しが減ってきたような感じ。
しょうもないことには、2種類ある。
本当にしょうもないことと、しょうもないことではあるが、話すに値するしょうもないことだ。
その、いい方のしょうもないことを思いつくことが減った。(当然、ぼくの主観的判断だが)

話すに値するしょうもないこととは、風呂で身体を洗う時の順番は決まっているか?とか、おいしいものは最初に食べるか、最後に食べるか?とか、神さんは座布団に座っているか?とか…。

たしか、前にも書いたような気がするが、どんどん自分がしょうもない人間になっていく。

年をとって頭が固くなる、という事かもしれない。
限られた引き出しが、現実で一杯になってしまった…。
でも、もっと面白いことをいろいろ考えていたハズだ、と思う。

年をとって、あの考えはどこかに行ってしまったのだろうか。
頭の中から消え去って、どこかに行ったのか。
消え去っているわけではなく、どこかに隠れているのかもしれない。
脳の能力は無限、というから、どこかの引き出しに入っていて、忘れ去られているのかもしれない。

それを思い出したい…、と強く思う。

あの頃の面白かった自分、まだ世の中のことを知らなかった自分、まだ大人になりきれていない自分。

大人になるのと引き替えに、面白くない人間になるのなら、そう言っておいてほしかった。

だからどうなるものでもないが、それを聞いていれば、もう少し気をつけて大人になっただろう。


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