![]() |
2009.08.16 Sunday
スチールパン
今日またスチールパンを聞きに行ってきた。
ドラム缶をたたいて作った楽器だが、倍音が多く、ゴムでたたくときれいな音がする。 ギターの先生がメンバーのスティーリング・ビートというバンド。 スチールパン3台、ギター、ピアノ、ベース、ドラムというメンバー。 カリブ海生まれの楽器で、音も明るい。 テキーラやマンボNo.5、マシュケナダなどのおなじみの曲をやった。 先生はガットギターとエレキギターを持ち替えて弾いていた。 ああいうのを見ると、楽しいだろうなあと思う。 リズムに合わせて、目くばせし、ソロに入る。 1コーラスのソロが終わりに近くなると、手で合図して、次のソロに回す。 最初はギター、続いてピアノ、スチールパン、そしてベース、ドラム…。 みんな、その時の気分で弾いているように見える。 お互いのソロを見ている時は、リラックスして笑っている。 「おお、今日は気合い入ってるなあ…」とでも言っているようだ。 「落語をして、一度でも笑いをとったら、やみつきになる」というが、あのプレイヤーたちはその感覚を知っているのだろう。 落語で何度か味わったことはあるが、音楽で味わったことはない。 一生に一度でいいから、あの感覚を味わってみたいものだ。 |
![]() |