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2005.08.09 Tuesday
習い事は練習が・・・
ラーニング・プラトーのところに書いたが、何とか平地の上を抜け出して、うまくなるために、ギターのレッスンを受けることにした。
50歳のF先生について習うことになった。昨日は第1回目のレッスン。 ちょうど同じ年代で、先生に聞くとやはり中学時代からフォークギターを始めたとのこと。 その後エレキギターに行って、ロックの方に・・・とのことだった。 プロフェッショナルというのは、それでお金を儲けている人、というのが一般的な解釈だろう。 その意味ではF先生はプロフェッショナルである。ギターの演奏で飯を食っている。 ここ3日ほど、夜に気に入ったCDをかけて、それに合わせてギターを弾いて、指が動くように練習してきた。 でも、自分で弾ける範囲で練習しても、それはウォームアップのようなもので、練習ではない、ということがよくわかった。 平地から脱せないのだ。 当たり前だが。 やっぱり、プロはすごい! 先生の演奏を間近で見たが、とても同じギターという楽器を持っているとは思えない。 左手の指が指盤の上を縦横無尽に動く。とても押さえられないようなカタチで指が開いて、コードを押さえる。6本しかない弦から、不思議なほどたくさんの音が出てくる。強く、弱く、右手が動くに連れて、音がリズムに連れて踊っているようである。 どれくらい練習したんですか?と聞いたら、若い頃はほとんど一日ギターを持っていたとのこと。 練習の果てに、持ったまま寝たことも何度もあるそうだ。 弾けるものを弾くのではなくて、弾きたいものを弾くということ。 弾きたいものを、弾けるようになるまで練習した結果、上手になる。カンタンな理屈だ。 中学・高校の頃は、そう思っていたし、毎月ギターの雑誌を買って、弾きたいものを練習していた。それが、コードを覚えて、適当に弾けるようになると・・・適当に弾くようになった。 そこがプロになれる人となれない人の差かな。 すごい練習量だろうと思う。単に好きなだけではできないだろう。意志がないと・・・。 指づかいの練習のパターンを教えてもらったので、これから毎日やらないと。 スクールに行くから、上手になるわけではない。 練習するから上手になるのだ! その当たり前のことを、なぜわからないかなあ・・。 適当に弾けると、適当に弾く。それで満足する。それがいけない。 練習あるのみ。そういうことだ。 世間の皆さん、何事も習い事は練習ですよ。 そんな当たり前のことは聞かなくてもわかっているかもしれませんけど。 でも、高い月謝を払って、そのことがわかったのは、すごく意義のある事だったと思う。 ぼくがわかってなかったのだ。 |
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