考えたこと2

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子どもの誕生日
今日は次男の12回目の誕生日だった。

「生まれて、もう12年も経つのか・・・」とつい口に出して言ったら、
「当たり前や。」と次男に言われた。

「そら、年とるはずやなあ。」というと、また、
「当たり前や。年とるに決まってる。」

昔は、年をとっても、本当に年をとるとは思っていなかった。
年をとることの意味が分かっていなかった、と言ってもいいだろう。
年齢を重ねても、「老いる」とは思っていなかったのだ。

ある年齢を超えると、老眼が進み、朝寝ができなくなり、人の名前が出てこなくなり、やたら「あれ」が増える。
忘れたものは、「あれ」になる。「あれ取ってきて」「これは、あれやなあ」などと言いはじめる。
テレビに対して怒ってみたり、読んだ本の題名が出てこなくなったり・・。

自分の誕生日は、さしてそんなことを思わないが、子どもの誕生日には、すごくそんなことを思う。

生まれてずっと、成長を見てきたからなんだろうか。

老化する・・・ね。

こないだ、テレビで老眼の説明をしていたが、生まれたときから老化は始まっている、というような言い方だった。
年をとると、それがわかるようになるだけらしい。

ということは、成長=老化ということになる。
そうだ、老化するということは、成長する、ということか。

人間は成長しつづける・・・。
そんなふうに考えて、年をとれたらいいと思う。

少し、むずかしいですけど。
身体は老いていきますからね。

でも、心は成長するんでしょう。

| | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |