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2022.03.23 Wednesday
トランスジェンダー優勝
トランスジェンダーの先進国であるアメリカで、全米大学選手権水泳で500ヤードの自由形でトランスジェンダーの女性(元は男性)が優勝したとのこと。
もともと男子チームで活動し、昨年ホルモン治療をして女子チームに移った。 さすがに、これには異論が出ているようだ。 それはそうだろう。 去年まで男子チームで水泳をやっていた現役の選手だったからだ。 男子では芳しくない成績だったが、女子ならダントツということだったのだろう。 スポーツニュースによると、「トランスジェンダー選手からは「自分らしく、好きなことをすることができるという象徴だ」と祝福の声が上がった。一方、身体的に公平性を欠くとして会場の外では抗議のデモが行われた」とのこと。 優勝アナウンスがあった時は、会場は静まったという。 このあたりがジェンダーの問題のややこしいところだ。 トランスジェンダーを推進する人たちは、「女性」としてやりたいことをやって、素晴らしいという。 一方でずっと練習をしてきた女性たちは、たまらないだろう。 買い物の列に並んでいたら、横入りして全部かっさらっていかれたようなものだ。 さすがに、常識的には男女の身体的な違いが大きく影響するものは、トランスできない、ということになるのではないか。 いくらトランスジェンダー推進者といえども、そこに落ち着くのが当然だ。 でも、一般的にダイバシティ推進者は、自説以外の意見に不寛容なことが多いと思う。 本来、ダイバシティというのはいろんな意見の人がいることを認める、ということなのだろうと思うが、この点に関しては全く違う。 ツイッターなどを見ていると、そういう保守的なコメントはだいたい炎上する。 ダイバシティ原理主義という感じ。 この文章も、購読者がほとんどいないブログに書いているから、何事もないだけだ。 でも、ぼくのような意見の人はたくさんいるのだと思う。 一応、常識人だから、そういう意見もあっていいと思っている。 それこそ、多様性を認めている。 それが本来のダイバシティだと思うのだが、それは間違っているのだろうか。 |
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