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2022.03.13 Sunday
SF好き
ぼくは若い頃SFファンだった。
小さい頃の鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマン、サイボーグ009、スーパージェッターに始まって、テレビでSF映画があればチェックしていた。 1970年代から80年代にかけて、日本は高度成長で未来には期待ができた。 不都合は成長が消してくれたのだろう。 本屋に行けば、SFの売り場がまだあった。 ハヤカワ文庫はミステリと並んでSFもたくさんあった。 今はあまり見る影もない。 SFについても、何度も書いたような気がする。 大学に入って、筒井康隆や豊田有恒、光瀬龍などの日本のSFを読んだ。 アシモフのエッセイも好きだった。 今でもSFの映画は時々見る。 もちろんSFアニメも好きだ。 でも、今はもうハードなSFは流行らない。 ファンタジーめいたSFが多い。 科学が進みすぎて、SFを書くのも難しくなったのだろう。 ぼくらは日本のSFの黄金期を経験できて良かったと思う。 こないだ次男が帰ってきた時、三体という中国のハードSFの本を読んでいた。 今日はフィリップ.K.ディックという、ハヤカワSF文庫を持って帰ってきた。 次男もSFが好きだ。 彼は海外SFで、ぼくが全く知らない作家を読んでいる。 中国のSF大作、三体は面白いという。 しかし、読む元気がない。 翻訳モノのハードなSFとなると、しんどいという気持ちが先に立つ。 昔はSF好きだったのだが…。 もう一度読む気になるときが来るだろうか。 |
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