考えたこと2

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ヒゲダン
先週は息子たちが帰ってきていて、最近聞いている音楽を聞いた。
彼らが聞いているのは、当然若い人たちの音楽。
とにかく言葉数が多くて、覚えられない。
言いたいことがたくさんあるのだろう。

なかでも、Official髭男ディズム(ヒゲダン)のアポトーシスという曲はすごい曲だった。
アポトーシスをWikiで調べると、

「アポプトーシス(apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。」

と書いてある。
つまり、ぼくらの身体の一部が、全体をより良くするために死んでいくということらしい。

「訪れるべき時が来た その時は悲しまないでダーリン…」

という歌いだし。
要するに、死がテーマなのだ。
コロナ禍で1年かけて作った曲らしい。

長い長い歌詞の中で(歌も長いが)、死すべき運命の中での出会いが歌われる。

そういう重いテーマの歌らしく、曲も重い。

音域が広いから、誰でもが覚えて口ずさめるという歌ではない。
流行らせることを意識したのなら、こんな作り方はしないだろう。
自分が作りたいものを作ったという感じ。

その曲がSportifyの再生回数で1000万回を超えて20位に入っている。

最近の曲はメロディーを転調して盛り上げるというより、転調そのものがメロディーになっている。
複雑な構成だ。
キーがなんだかわからない。

こういう曲を作れる人たちは、どんなふうに考えて作っているのだろう。
若い人たちの音楽の常識が変わってきているように思える。
1曲を通すキーという概念があまり強くない。

何度か転調して、また戻ったりしながら、曲を構成する。

こういう曲が作れる人たちは、どんな音楽を聞いて育ってきたのかと思う。




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