考えたこと2

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気がつけば7月
気がつけば7月。
今年ももう半分終わってしまった。
飛ぶように過ぎていく、という表現があるがまさにそれを実感する。

若い頃はいろいろとやることがあるし、曲がりなりにも成長していくから、相対的に時間はゆっくりだ。
小学校の6年間など、今の感覚でいうと3倍くらいあった。
あの頃の教室の様子や、先生のことを覚えている。
昨日会った学生のことも忘れるのに、なんでそんな昔のことを覚えているのだろう…。

人生の終盤はあまり変化がなく、時間が早く過ぎていく。
変化がないと、ゆっくり過ぎるのかと思っていたが、間違いだった。

前にもイベントとか、人生の時間とか、書いているが、本当に終わりに近くなるほど早くなるのだ。

ぼくはまだ仕事をしているから、マシだろう。
仕事をやめてしまうと、輪をかけて早くなるのだと思う。
今でも相当早く時間が経つのに、これ以上早くなったらどうしようかと思う。

本棚にたくさんの未読の本が置いてあるので、それを読むのが一つ。
ギターの練習をするのも一つ。
ギター教室はその時でもできるのだろうか…。

スーパーや道端でよくブツブツ言っている高齢者を見るが、ああいう風にだけはなりたくない。
でも、本当に暇になってすることがなくなったら、なってしまいそうな気もする。

若い頃はどう生きるかべきかなどと漠然と考えたものだった。
そんなに大層なものでないが、歳を取るとだんだんどうでもよくなってくる。
残りが少ないから、まあなるようになると思ってしまう。

そういう気持ちになることがリアルに歳を取る、ということなのだろう。
やっぱり人間は若いほうがいい。
でも、そういうことは歳を取らないとわからない。

これが人生の皮肉というものだろうなあ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の原発計画
日経に記事があった。

「中国の原子力発電所の発電容量が建設計画ベースで2030年ごろにも米国を抜き、世界一の原発大国となる見通しだ。稼働中の原発は18年に日本を上回り、米、フランスに次ぐ世界3位になった。先進国では東京電力福島第1原発事故後、新設が難しい。大規模計画を持つ中国、ロシア、インドとの二極化が進む。」

脱炭素とか、カーボンフリーとか言うのなら、圧倒的に原発の利用が早い。
原発で作られた電気は、カーボンフリーのエネルギーとしてカウントされるから、CO2に税金をかけるようになっても大丈夫だ。
フランスなどもう原発がほとんどだから、トヨタは次期の工場はフランスに建てるかもしれない。

スウェーデンは国民投票で2040年に再エネ100%を決めたが、未だに原発比率は高い。
結局、評判は悪いが、再エネは値段が高く、不安定であり、今の技術ではとても100%には出来ない、ということだ。

そうなると旧社会主義の国である中国とロシアが原発には強い。
住民の反発があっても、強権で作ることができるからだ。

石炭火力や火力発電そのものが悪者になってしまった今、インドも新設するなら原子力ということだろう。
脱炭素というのなら、安定供給ができるのは原発しかないと思う。
このまま中国が原発の推進を進めて、日本が再エネだの、水素だの言っていると、電気代の差はどんどん開いていくだろう。
再エネや脱炭素のエネルギーの値段は高くなる。
石油や天然ガスを使ったら、そのCO2を地中に埋めたりしないといけないのだから、どんどん上がる。

今でも再エネの賦課金などが乗って、電気代は中国の倍ということらしいが、それこそこのままいけば中国の10倍くらいになってしまうだろう。
さすがに、そうなると日本の製造業は存在できなくなる。
エネルギーコストは税金みたいなものだからだ。
使わずに済む、ということはできない。
それでいいのだろうか。

幸い、日本には原発の設計製造技術が残っている。
この火を絶やさないために、新世代の小型原発を作る動きがあるが、これはぜひ頑張ってほしい。

冒頭の記事に、中国が原発推進をして、日本が再エネや水素などに投資したら、どれだけ電気代が違ってくるか、試算を載せたらいいのだ。

まあ、バカのマスコミは広告主がいなくなるまで、反原発と言い続けるだろうが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:54 | comments(0) | trackbacks(0) |