考えたこと2

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おかえりモネ
今回の朝ドラだが、清原果耶が前に見た時代劇「菜々の剣」の役がよかったので、楽しみにしていた。
でも、ちょっと期待はずれだ。

どうして20代の若者の成長のストーリーに震災や津波を入れないといけないのだろうか。
ついこないだ不安ビジネスということで書いたが、今週の朝ドラを見て、本当にどういう必然性があるのだろうと思った。

主人公は震災の会った日に仙台に行っていて、気仙沼の津波を知らなかったことに罪の意識を感じていたという設定。
気象に興味を持ち、「未来がわかる」ことをやりたいとおもったのだ。
それは、自分が震災のときに実家にいなかったのは、未来がわからなかったからだという気持ちなのだろう。

そこに違和感を感じるのはぼくがひねくれているからか。
おおかたの人たちは、そういう思いを肯定しているのだろうかと思う。

どうして若者にそういう罪の意識をもたせるようなドラマを作るのだろう。
そんなものは持たなくていいという意図ならわかる。
でも、朝ドラを見ていると、持つのが当たり前とすら感じる。
そこに違和感を感じるのだ。

東北の震災から10年経って、毎年3月11日にテレビクルーが震災の番組を作る。
現地の東北の人たちの思いはいろいろだろう。
ある被災企業の社長が言った言葉を紹介した記事を以前にも書いた。
その通りだと今でも思う。

単に過去を忘れないためだけにやっている。

NHKは最近本当にひどくなったと思う。

清原果耶もやっぱり普通の役者だった。
あの訥々とした喋りはもともとだったのかもしれない。

「菜々の剣」は良かったのだが…。



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