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2021.07.17 Saturday
外食産業の自動化
最近のチェーン系のレストランに入ると、タブレットで注文できることが増えた。
やり方は簡単で、最初に人数を入れて、メニューで何を頼むか決めてタッチするだけ。 そのうち、決済をカードでできるようになると、レジも要らなくなるだろう。 こないだネットの宣伝を見たら、配膳ロボットというのがあって、中国深センの会社がネコの顔をしたロボットを宣伝していた。 すでに外国でも使われている。 動画のニュースになった事例では、モールの中のスターバックスに、フードコートからスタバアプリで注文し、待っているとネコ型ロボットが運んでくる。 重量60キロくらいまで運べるとのこと。 ちゃんとスタバを出て、フードコートまでの100mくらいの通路を、止まったり方向を変えたりしながら運んでいく。 GPSの精度が上がったからできるのだろう。 そういうインフラはスマホとWifiでできてしまう。 勝手に横から抜き取ったりすると、警報が鳴るのだろう。 よくできている。 すでに中国製のロボットがアマゾンの倉庫で活躍しているとも聞いたから、そういう技術が深センに蓄積されているのだ。 こういう技術開発はすごい。 コロナでいろんなものが進むが、こういう人と人が非接触で注文できるシステムもその一つ。 しかし、人と人が非接触であることに価値が認められると、「おもてなしの文化」はどうなるのだろう。 当然、ロボットではおすすめのメニューを聞く会話もできない。 まあ、ファミレスやスタバなどでは構わないのだろうが…。 外食も2極化していくのか。 当然、ロボットを使えば人件費が下がるから、安く飲み食いできる。 日本の店内は狭いから、そこは難しいところだが、ある程度大きな店なら配膳ロボットも使えるだろう。 ただ、アルバイトの費用はそんなに高くないから、難しいところ。 近所にガストができたが、そこは本当に雇っている人が少ない。 キッチンはわからないが、ホールは2,3人だ。 電子マネーやカードを使う人が増えると、レジの要員も要らなくなる。 チェーン店なら、作る方も電子レンジで大部分はできるから、そこも人は要らない。 最近のロボットは、勝手に充電ステーションに戻るから、電気さえあれば手間はいらない。 少子化が進む日本だから、ありがたいといえばありがたい話。 最近は外食のホールのアルバイトが減少傾向。 キッチンが増えている気がする。 これはコロナの影響か、それとも業界がそういう動きをしているのか…。 学生のアルバイトも変わっていく。 |
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