考えたこと2

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意識高い系
スターバックスでMacbookを広げる、というのは「意識高い系」のシンボルになっているようだ。

スタバでMacを広げて仕事(ではないかもしれないが)をしている人を見ていると、イライラする、という人がいる。
これは、しばしばWeb上で言われている。
Macbookを広げている人がドヤ顔をしているとか、ドヤラーだとかいう記事もあった。

Wikipediaによると「意識高い系」というのは、自分を過剰に演出する(言い換えれば、大言壮語を吐く)が中身が伴っていない若者、前向きすぎて空回りしている若者、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称」という定義。
あまりいい意味では使われない。

いずれにしても、若い人が対象だ。
「意識高い系の中高年」というのは存在しないのだろう。
中高年を判断する尺度が年齢とともに出来てしまうから、いくら自分を過剰に演出しようとしてもできない。
しょぼくれたおじさんが、いくら自分の夢を語っても、意識高いというよりは繰り言に聞こえてしまう。
若い人なら、しょぼくれた格好でも、うちに秘めたものがあるかもしれない。
だから、「意識高い系」なのだろう。

Macbookというのは、アップルのノートPC。
Windowsよりも値段が高く、ステイタスがある(と思う)。
機能的にはWindowsとほとんど変わらないが、一番の特徴は向かいから見た時に、アップルのリンゴマークが光ることだ。
似たようなパソコンはあるが、この差は大きい。

そして、スタバでパソコンを広げて作業している、というのは「自由人」ぽいということだろう。
オフィスに縛られて働くという生き方を選ばない。
かっこいい言葉で言えば、フリーランスだろう。

それを見ていると、イライラする、という気持ちもわかる。
本物のフリーランスはもっと働きやすいところで働くはずだ、と思う。
スターバックスはそんなに働きやすいところではない。
椅子も低いし、うるさいし、狭い。
そこで、これ見よがしにMacbookを広げて、パタパタやっているのが「意識ばかり高くて、中身が伴っていない空回りしている若者」に見えるのだろう。
何となくわかる。

意識高い系の人は、本気で自分でやってることは見栄やハッタリではない、と思っているのだろうか。
定義を見ると、「過剰に演出」しているのだから、少しは「見せたい」という思いはあるのだろう。
それがイライラの原因になる。

もっと地に足をつけて、地道に頑張れ、ということだ。

意識高い系が一概に悪いわけではないと思う。
若者はある種うっとうしいものなのだ。

いつそれに気がついて、抜け出すか、ということなのだろう。

抜け出せたらいいのだが…。



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