考えたこと2

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追悼 さくらももこ
さくらももこを知ったのは、「ちびまるこちゃん」というアニメであり、それを知ったのは「踊るポンポコリン」という曲を出張の途中で聞いたことだった。

当時、車で月に1回茨城県まで行っていた。
その車の中で、初めて「踊るポンポコリン」を聞いた。
カーラジオで、AM放送。おそらく名古屋近辺だったと思う。
女性のDJが、紹介した。

サビの「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」というところが調子よく、ソウルっぽい男性ボーカルがカッコよかった。
近藤房之助という、ブルースシンガー。

今でも時々アニメは日曜日に見る。

何冊か、エッセイ集も出している。
文才もあった。

2004年に「たいのおかしら」という本を読んだ。

「新潮文庫のyondaキャンペーンのシールを集めるために、新潮文庫を買っているのだが、間違って集英社文庫を買ってしまった。
ちびまる子ちゃんのアニメのファンだったので、1冊は買って読んでみようと思っていた、さくらももこのエッセイ集。前半はやたら面白く、声を出して笑える。後半は少しセンチメンタルなものが出てきて、これはこれで興味深い。
まる子姉妹の子供時代の写真が出ており、アニメと同じく、お姉ちゃんはしっかりしているように見える。しかし、姉についてのエッセイもあり、真実がわかる。
作者は漫画家になるために、一人で静岡から東京に出ていくのだが、あのまる子が大人になって、えらくなったんだなあ、と感心する。
二十歳の誕生日についてのエッセイは秀逸。一生の間に、このエッセイに書かれているような瞬間があるという事はすばらしい。
自分が大学を卒業する時に、下宿を引き払い、何もない部屋で寝袋で寝たことを思い出した。」

二十歳の誕生日のエッセイを思い出そうとしても、思い出せない。
何か、感動的なことが書いてあったと思うのだが‥。

53歳で亡くなった。
平均寿命を考えると、まだまだ若い。

自分より若い人が亡くなると、もったいないと思うのはなぜなんだろう。

もったいない。

合掌。



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