考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< July 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
AIコピーライター2
AIコピーライターについては、2017年の10月に一度書いた。
その時に、もう実用化が予定されているということだったが、どうなったのだろうか。

先日また「人工知能はセミプロクリエイターを駆逐するか?」という対談を読んだ。
AIコピーライター開発者と雑誌編集者の対談

そこで、2017年に静岡県知事選挙でAIが作ったキャッチコピーが紹介されている。
それは、「青春が終わる。18歳が始まる。」というもの。
18歳から選挙権が与えられることに対して、作られたものという感じがする。

コピー自体には意味がない、というか半分間違っている。
18歳の人口のうち半分は大学に進学し、青春は続くからだ。
それでも、このコピーには「なんかすごい」という気持ちを抱く。
そこがAIのすごいところなんだろう。

しかし、対談記事ではまだまだ人間のコピーライターが、AIの作品を「選ぶ」必要があるという。
AIはたくさん作るだけで、「これ」という一つを選び出すわけではない。
人間はその評価も含めてやるのだが、そこがAIにはできないらしい。

それなら、コピーの対象になるものに関係のある言葉を、適当に組み合わせても同じことではないかと思うのだが、そうでもないらしい。
AIがどんな学習をしているのかは、明らかではないが…。

結局、どれほどの意味のつながりの無さがあって、どれほどのインパクトを受け手に与えるか、という評価まではできないということだ。

まだまだ、AIが人の仕事を取るというところまでは来ていない。
でも、人にはできないことはできていると思う。

半分まぐれみたいなものだが…。

| | 考えたこと | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |