考えたこと2

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ネットとメガバンク
メガバンクの業績が悪化しているとのこと。
3社の平均で利益が50%になったということだ。

マイナス金利の影響もある。
もっと市場にお金を流通させようという方針で、マイナス金利にしたのだと思うが、うまくいかない。
成長する企業に投資したいと思ってもなかなかできていないということだろう。
銀行が、企業の目利きができない、ということもある。
エンジェルファンドなどといわれる、ベンチャーに対する支援などが日本では不足している。
その気になれば、若い起業家たちがいると思うのだが…。

個人的には、銀行に行くといっても、窓口に行くことなどほとんどない。
大概の用事はATMで済む。
入金、出金、振込などの業務だ。
それも家からインターネットバンキングでもやれてしまう。
だから、銀行はその手数料で稼いでいるのだ。
でも、インターネットでのバンキングで、仕組みを維持するのにお金がかかるのはわかるが、休みの日や夜間が割り増しになるのは理解できない。

その手数料も、ネット銀行の台頭で苦しくなった。
人と店舗が要らない銀行。通帳すらない。
振込料も安いし、現金はコンビニでおろせるから問題もない。
公共料金などは、コンビニで振込ができるようになり、ほんとに便利になった。
このままいくと、銀行のATMは要らなくなるのではないか。


ITの進歩はすごい勢いだ。
日本では現金を使う人がまだ多いが、上海あたりではカード決済がメイン。
カードやスマホを持っていれば、現金は要らないという時代。
そんな時代になってきた。

以前、スマホをかざして、自動販売機で飲み物が買えるというのを見た時に、そんなことはやる意味があるのかと思ったが、現金が要らなくなることで大幅に世の中が効率化するということだった。
使ったお金に名前がつくことで、脱税なども防げる。
いくらタックスヘイブンにお金を隠しても、使わなければ意味がない。
だから、使うときに取り立てればいいのだ。

お金のデーター化が進んでも、依然メガバンクなどの大きな資本を持っているところは強いだろう。
それでも、今の規模の支店数や人数は要らない。
ネット銀行がここでも強くなる。
今まで必要としていたものを持っていないことが強みになるのは、インターネットが世の中を変えていく場合の常道だ。

地銀や信金などの小さな資本はどうやって生き延びるのか、想像がつかない。
なにかに特化する必要があるのだろう。

ネットはどんどん強くなる。

10年先はどうなっているのだろうか…。

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