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2018.07.29 Sunday
AIコピーライター2
AIコピーライターについては、2017年の10月に一度書いた。
その時に、もう実用化が予定されているということだったが、どうなったのだろうか。 先日また「人工知能はセミプロクリエイターを駆逐するか?」という対談を読んだ。 AIコピーライター開発者と雑誌編集者の対談。 そこで、2017年に静岡県知事選挙でAIが作ったキャッチコピーが紹介されている。 それは、「青春が終わる。18歳が始まる。」というもの。 18歳から選挙権が与えられることに対して、作られたものという感じがする。 コピー自体には意味がない、というか半分間違っている。 18歳の人口のうち半分は大学に進学し、青春は続くからだ。 それでも、このコピーには「なんかすごい」という気持ちを抱く。 そこがAIのすごいところなんだろう。 しかし、対談記事ではまだまだ人間のコピーライターが、AIの作品を「選ぶ」必要があるという。 AIはたくさん作るだけで、「これ」という一つを選び出すわけではない。 人間はその評価も含めてやるのだが、そこがAIにはできないらしい。 それなら、コピーの対象になるものに関係のある言葉を、適当に組み合わせても同じことではないかと思うのだが、そうでもないらしい。 AIがどんな学習をしているのかは、明らかではないが…。 結局、どれほどの意味のつながりの無さがあって、どれほどのインパクトを受け手に与えるか、という評価まではできないということだ。 まだまだ、AIが人の仕事を取るというところまでは来ていない。 でも、人にはできないことはできていると思う。 半分まぐれみたいなものだが…。 |
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