考えたこと2

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新入社員の驚き
日経プラス1 に会社に入った新入社員がびっくりしたことについて記事があった。
今の若い人たちが、企業に入ってどこに違和感を感じるのか、なかなか興味深い。

1位は日本の企業の暗黙の了解事項に驚く、というもの。
特に「事前の根回しで方向性が決まっている」ことに驚くというのは、本当だと思う。
ぼくがいた会社はあまりそういう雰囲気はなかった。
しかし、47歳で学校法人に行って驚愕したのがこれ。
根回しで決まっているのなら、何で会議やるの?と言いたくなる。
本当に、それが当然、と教授たちは思っていた。
これはおかしいと思うのが当然。

2位は仕事のマニュアルや説明がない、ということ。
これはアルバイトなどで仕事=マニュアルがあるもの、という意識もあるのだろう。
もちろん、マニュアルはあったほうがいいが、スタッフの仕事というのはマニュアル化できない部分をたくさん含んでいるのも事実。
それで給料もらってんのと違う?とも思う。

3位は台風や大雪でも出勤する、ということ。
自分の見識で会社に行くか休むかは判断したらいいと思う。
是が非でも行け、というわけでもないだろう。
なんか硬直化している。

4位はあまり飲みに誘われない、ということだった。
年寄りサイドにも変化があって、飲みに誘うのは若い人たちは嫌がると思っているのだろう。
まあ、適度に常識的にというか、双方の合意の上でオフタイムの会をやればいいと思う。

5位は仕事をだらだらやる、ということ。
「残業が美徳だと思っている」というコメントもあったが、これは生活のために残業代がほしい、ということもあるのだろう。
管理職になったら残業はつかないが、そうなるまでの話か。
これは終身雇用の正社員に限った話だと思う。

6位はデーターに基づかないアナログな判断が多い、ということ。
やっぱり若い人たちでデキる社員はそう思うのか。
特にIT機器を使いこなせなかったり、ロジカルに考えられなかったりすると、不満になる。
就職のときにはロジカルシンキングを問うのに、入ってみたらロジカルに考えられない人がたくさんいる、というギャップだろう。
気の毒な話だ。

7位はプライベートなことを聞かれない、ということ。
コンプライアンスとか、ハラスメントとか、そういうことを気にするから、仕方ない。
驚くということは、もっと聞かれると思っていたのに、ということだろう。
もうちょっとは聞いてほしい、ということかもしれない。

8位は服装がカジュアル、ということだ。
この辺は温暖化でクールビズになったのも大きいと思う。
大学などは半年くらいクールビズだったりするし、そもそもスーツで通わないという職種もある。
このへんはすごくフレキシブルになったと思う。

同率8位は女性が少ない、ということ。
まだまだ雇用機会均等法にうたわれているようにはなっていないのが現実。
どちらかというと、女性の意見だと思う。

10位は下積み時代を武勇伝のように語る、だった。
これは耳が痛い。
自分でも、そういうつもりではなくても、やっているかもしれない。
もう時代は変わっているから、聞いても参考にならないことも多いだろう。
年寄りは反省しないといけない。

この次は「先輩のおどろき」について書こう。

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