考えたこと2

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内向きの価値観
以前、「総務課が重要?2」という記事を書いた時に、「内向きの価値観」の事を書いた。

ぼくは学校法人で10年間過ごしたが、教育関係者は本当に内向きの価値観で仕事をしているところだ。教育は大事だから、そう簡単に外向きの価値観には変わらない、という気持ちもわからなくもないが、どう考えてもここはあかんやろ、というところでも内向きだ。
それがまた出たのが、横浜市の教育委員会。

ぼくもひどいと思って記事を書いたが、11月に福島から避難してきた生徒をいじめたというニュースがあった。
その後も教育委員会が調べていたらしい。
今回、横浜市の教育長が「いじめと認定できない」と発言し、それが問題になって「配慮が足りなかった」と謝罪会見した。

大津の時のいじめにしても、今回にしても、教育委員会というところは、とにかく問題そのものがなかったということにする傾向にある。
明らかにあったのに、なぜなかったことにするのか。
きっとそれは、いじめがあったということになると、いろいろと問題が大きくなるからだ。
いつからあったのか、いつ気づいたのか、気づいてからどういう対処をしたのか…。
だから、問題が大きくなればなるほど、なかったことにする。

文科省のいじめがあるか、という調査でも同じことだ。
いじめはあってはならないから、あってもないことにするのだ。

外向きの価値観で見たら、本当に馬鹿らしいことだ。
今回の件にしたって、証拠もあるし、実際お金も動いている。
だからこそ、一般の人たちもオカシイと指摘したのだ。

こんなことなら、教育委員会のメンバーを公選制にしたらいい。
学校のメンバーでやるから、こんなことになる。
半分だけでも外部の組織の人を入れること、というルールにしてもいい。
とにかく、外の価値観を持った人を入れないと、自浄作用など期待できない。

学校の事務も民間企業の経験者を中途で入れたらいいと思う。
そういうことをしないから、いつまで経ってもバカなことをやる。

戦後、アメリカが決めたように、教育委員は公選制に戻すべきだ。

そうしないと、日本の教育は変わらない。


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