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2017.02.05 Sunday
いい職場、よくない職場
いい職場、よくない職場の定義は難しい。
人それぞれ、自分の基準があるからだ。 世にブラック企業と呼ばれている会社だって、法的に問題なく存在しているのだし、それをブラックと呼ぶかどうかは最後はそこで働く人たちがどう思っているかだと思う。 ぼくは最初の転職で民間企業から学校法人に変わった。 双方を体験して、思うことがある。 最初の会社では、海外展開をしている時、上司がビジネスクラスをやめてエコノミーで行くことで、予算内で若い人も海外に行かせるということをやっていた。 また、パソコンの導入が始まった時、パソコンを使える若い人から順にパソコンを入れた。 ぼくはそういう姿をみて、当たり前だと思っていた。 学校法人に行くと、だいぶ考え方は違った。 あくまでエライ人から順に何でもやっていく。 使えないパソコンを机の上に置き、ディスプレイにポストイットを貼り付けている課長の姿を見て驚いた。 財務システムを入れて、年度違いの帳票を参照するのは、効率化のために当然のことだと思っていたが、それができないシステムになっていて、驚いた。 あとで開発した会社の人に聞くと、それは学校側の指示でそうしたとのこと。 未だになぜかわからない。 会社では前例踏襲は悪だったが、学校法人ではなぜ変えるのか?と言われた。 会社ではシステム導入は人を減らして合理化するためのものだったが、学校法人ではシステムを入れて、使えない人のために人を増やして対応していた。 最初の会社は仕事はしんどかったが、ぼくにとっては面白かった。 学校法人は仕事は楽だったが、ぼくにとっては面白くなかった。(学生との接触は別だ) いい職場だと思うのは、どっちだろうか? |
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