考えたこと2

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国語調査
今週文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「名詞+る」という形の言葉(一部は外来語)の利用についての結果があった。

結果は以下のようになっている。
数字は「使うことがある」というパーセンテージ。

(1)愚痴る 「愚痴を言う」という意味で 48.3
(2)事故る 「事故を起こす,事故に遭う」という意味で 52.6
(3)告る 「(好意や愛を)告白する」という意味で 22.3
(4)きょどる 「挙動不審な態度をする」という意味で 15.6
(5)サボる 「なまける」という意味で 86.4
(6)パニクる 「慌ててパニックになる」という意味で 49.4
(7)タクる 「タクシーに乗る」という意味で 5.9
(8)ディスる 「けなす,否定する」という意味で 5.5
(9)チンする 「電子レンジで加熱する」という意味で 90.4
(10)お茶する 「喫茶店やカフェなどに入る」という意味で 66.4

こういう言葉はたしかに増えている。
ぼくが使うことがあるのは、愚痴る、事故る、サボる、チンする、お茶する、あたりだ。
だいたい、50%以上の人が使う言葉を使っているという結果。
まあ、平均的な日本人ということか。

告る、はテレビの中で芸人が使っているのを聞いた。
きょどる、は意味がわからない。
パニクる、はもうちょっとで使うかな、という感じ。
タクる、は聞いたことがない。
ディスる、は子供が使っているのを聞いた。

サボるが元祖であるが、外国の言葉に「る」をつける言葉はまだ理解できる。
これからも増えるかもしれない。
メモるなどももうOKだろう。

聞いたことがあるのでは、写メる、は意味はわかるが、あまり使わない。
ググるはぼくはOKになった。

エコる(環境にいいことをする)とか、スマホる(スマホを使う)とかは、これから出てくるかもしれない。

生き残るか、消え去るかは、その言葉の響きで決まるような気がする。
その意味では、告る、タクる、きょどる、というのは消えていくと思う。
あまり響きがよくない。

やっぱり話したり、聞いたりして、すっと入ってくるものが残るんだろう。

5年後に「告る」「きょどる」「タクる」は残っているだろうか。

わからんなあ。

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