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2014.09.05 Friday
小田和正の話
BSで11時過ぎから吉田拓郎と小田和正の対談をやっていた。
番組中で30代の小田の歌が流れたが、やっぱり今とは声が違う。 楽に出ていたんだなあと思う。 オフコースで「さよなら」でブレイクして、キャーキャー言われるのが嫌だったという。 30にもなって、キャーキャー言われている年じゃないだろう、ということを言っていた。 翻って今、小田和正はもう66歳。 こないだの小田日和というアルバムでは「そんなことより幸せになろう」という曲で、「楽しく生きよう」と歌っている。 小田の「楽しく生きよう」という歌詞を聞いたのは、初めてのような気がする。 66歳になって、やっと「楽しく生きよう」と思えたのか。 この人、やっとちょっと楽になったんだなあと思う。 小田和正は残された時間をどう使おうと思っているのか。 吉田拓郎と70歳になったら、もうシンドイだろう、ということを言っていた。 ただ、一年後くらいのことは考えないと、事務所が困るというようなことは言っていた。 彼は体力を落とさないように、ランニングして身体を鍛えている。 これも番組の中で走っている姿が映っていた。 やっぱりストイックだ。 だからこそ、あれだけアリーナで走りながら歌えるんだろう。 「君を抱いていいの」というYes-Noの歌詞をだいぶ吉田拓郎にからかわれていたが、あの甘いラブソングを歌っているのとはだいぶ違う本人がいる。 どちらかというと、義理とか、義務とか、裏切らないとか、そういうところを大事にする、体育会系だと言われていた。 ぼくはきっと付き合えないタイプの人だ。 ぼくは二人ともずっと聞いてきた。 これからどれだけ聞けるかわからないが…。 |
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